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おもてなしのアイデアは
自分次第

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ご応募ありがとうございました。

お客様に、冷えた料理は出せない。いつでも、料理は必ずあったかく、ビールはキンキンに冷えていて、お刺身は最高に新鮮なものを味わっていただきたい。

そういうおもてなしがしたい。

こうした思いから、昭和58年に千葉県館山市に“こがね荘”という小さな民宿がスタートしました。

それから約30年。

創業当初の理念に従い、着実な成長を重ねてきた“株式会社こがね”。

今や花しぶきリゾートグループとして2軒の温泉旅館、1軒のリゾートホテル、4軒の飲食店を経営し、さらには水産事業や食品卸、商品開発をも手がけます。

たてやま温泉 千里の風

注目すべきはそのスピード感と向上心。

新しいアイディアをどんどん具現化し、現在も進行形でホテルのリニューアルオープンや新規事業の開拓を進め、館山にこれまでなかったサービスを提供し続けています。

今回は、株式会社こがねと共に成長し、花しぶきリゾートのホテルを支えるスタッフを募集します。


花しぶきリゾートでの仕事について答えてくださったのはこの方。グループで一番新しい“千里の風”のフロント課長や、会社本部の取り仕切りなどを担っている北下拓宏(ぼっけたくひろ)さん。

館山市のご出身で、都内でテレビ番組の制作などを行った後にUターンし株式会社こがねに入社しました。

よろしくお願いします。さっそくですが、なぜエンタメ業界からホテル業界に転身なさったんですか?

「よろしくお願いします。そうですね、もともと飲食店の店長をしていた時期とかもあったので、接客に対して抵抗感は全然ありませんでした。それに、接客業もお客様を楽しませるという点で、エンタメ業界と通じるところがある仕事なんですよね。そろそろ時期的に、地元で腰を据えてやっていこうと思った時に、今までのキャリアを活かせるところがいいなと思って。それが観光業でした」

気にかけることはいかにお客様を楽しませるかという一点のみ、という北下さん。これまで人を楽しませることを仕事にしてきた経験を、存分に活かせると思ったのが花しぶきリゾートでした。

「普通のホテルにはあまり興味がなかったんです。ここは、ホテルと飲食店、製造業と手広くやっているから面白そうだなと。当時、社長が観光協会の会長だったんですね。そういうところもあって、様々な形で観光に携われる環境なんじゃないかと思って入社しました」

定置網漁の網元も、会社として担っているそうですね。

「そうです。これまで地元の組合で漁船を出してたんですが、漁師さんも高齢化が進んでいますので、後継がいなくなってきた。そのタイミングで、跡を引き継いでくれないかと弊社の社長に声がかかったんです。それで、漁船から従業員までの全てを引き受けることにしたんです」

宿を始めた当初から、社長自ら漁港に顔を出し、時には自分で網を引っ張ったりと、漁師さんを手伝いながら仕入れを続けてきました。定置網漁を引き継いで欲しいというオファーは、そうした30年間で培われた地元の漁師さんからの信頼の証。


「定置網を持つことによって、お客様にいいお魚をより安く安定して提供できるようになりましたね。腕のいい料理人もいますし。市場も通さずに運搬も自社でやっているので、一晩寝かせることもなく、朝取れのものを夜食べられる。市場で仕入れている限り、絶対に一晩は経つので、どんなに都会の高級店に行っても食べられない鮮度の魚がうちでは食べられますよ」

入社されてみて、若手の意見が反映される実感はありますか?

「あります、あります。私も大部分を自分のやりたい放題にさせて頂いています。千里の風の運営は任されていて。イルミネーションやっていいですか?ってオフィスのすぐ隣にいる専務に話せば、おう、いいよ、って。お客様が喜ぶために何をしたらいいかってことをずっと考えていて、それが反映される。楽しいです」

館内には自由に選ぶことのできるアメニティがたくさん。
小さな楽しみをちりばめています

 

北下さんは、ホテルの主業務に加えて地域のご当地グルメのプロデュースにも携わっているそうです。

「社長が市の観光事業に関わっている関係で紹介して頂いたのが、館山炙り海鮮丼っていうご当地グルメの企画でした。この辺りの飲食店やホテルが集まって作ったものなんですけど、そこの事務局をやらせて頂いてます。ご当地グルメを作って地元を活性化する企画を地域の仲間で集まって進めていて、面白いです。社長には機会を与えていただいて感謝しています」

自分の地元だし、若者が遊びにくるような楽しい街になったらいいな。と北下さんは会社だけではなく、地域の未来も見据えて行動しているようです。

挑戦心やスピード感を大切にするという風土があると聞きましたが、どうなんでしょう。

「そうですね。専務がよく言っているのは、『現状維持は停滞ではなく後退である』という事です。これからもどんどん事業を伸ばしていきますよ」

人材採用の時にもそういう点を大切にされますか?

「そうですね、もちろんそれは理想ではあるんですけど…。例えばこの千里の風だけでもスタッフって50人くらいいて、それぞれに合った仕事ってあるんですよね。みんながみんな、私みたいにガンガンやるタイプである必要はないし、逆にそういう人って接客に向かない。ゆったりした人の方が、お客様の評価は高いことが多いのも事実なんです」


「その点も踏まえて採用基準のお話しをするとすれば、やっぱり真面目であるかどうかです。面接の時に見るのは、お客様のために動ける人材であるのか。それぞれの方の資質を見極めて仕事をお願いすればいいことなので。結局はどんな行動も、すべてはお客様のためになるのかどうか。そこだけが大事です。そこが考えられない人は、うちには向きません。どんな仕事でもそうです。客室清掃にしたって、洗い場にしたって、やっぱりこうしたらお客様が困るとか。自分たちの都合でなくて、お客様の立場で考えられるかどうかですね」

お客様を第一に考えられるかどうか?が何をおいても最優先事項。仕事ができるできないというのは、その後。まずは笑顔でお客様をおもてなしすることが求められます。


閑散期の平日になると、お客様のほとんどがリピーターの方だとか。

「千里の風は、本当にリピーターになる方が多いんです。施設がいいとか料理がいいとかいう理由でくるのは2回目、3回目までなんですよね。あとは皆さん従業員に会いにいらっしゃってます。だから、従業員っていうのはぜったいに大事なんです」

「サービス業は人海戦術。たとえどんなに優秀な一人がいたとしても、ここのメンバー50人がいないとできない仕事なんです。サービス業は人の数が大事。だから従業員を大切にしなくちゃいけないし、感謝もしなくちゃいけない」

いい人材に長く働いてもらうために、プライベートの時間を大切にすることも指導しているそうです。有給休暇をとれるように仕事を回し、その代わり、繁忙期の忙しい時期などはしっかりと働く。

「働く環境を整えていくことで、今の高校生が就職する時に憧れの企業になりたいです。地元で一番の人気企業を目指します」

少し先の未来に描く、北下さんの目標です。

さて、もうひと方、今年の4月に新卒入社した長谷川まりさんにお話を伺います。


「長谷川です。ホテルフロントをメインに、館内清掃や、レストランのヘルプを担当しています」

長谷川さんは、学生時代にホテルでアルバイトをしていた経験から、就職活動でもホテルを選びました。株式会社こがねの会社説明会での、ホテル雰囲気と従業員の方の印象が暖かかったことが入社の決め手だったそうです。

「大学の友達に再会したりすると、職場の人間関係が大変だ、とかよく聞くんですけれども、私の場合はすごくみんな優しいので、頑張れてるかなという気がします」

働く上でのやりがいはどんなところですか?

「お客様からありがとうと言われると、この仕事でよかったなって。最近だとカナダから外国人の方がいらっしゃって、チェックインからチェックアウトまで何回か接点があって、最後にまた来るねと言っていただけたのが嬉しかったです」


-逆に、苦労したエピソードはありますか?

「いろんな方がいらっしゃるので、その方の言いたそうなことをキャッチすることが難しいです。要望はもちろんですが、あまり口数が多くない方が、何か考えてらっしゃって、何か言いたいことがあるのかな?と察知することが大切だと思うので。その分、お客様から要望を引き出すことができたり、喜ばれている反応を見たときに、自分の対応が間違ってなかったんだなってわかる瞬間がまた、楽しいですね」

来年5月にリニューアルオープン予定の系列ホテルへの異動や、語学力を活かして外国人のお客様への対応にも挑戦していきたいという長谷川さん。

大人の方限定で安らいでいただくコンセプトの『森羅』

 

「色々な挑戦もたのしみです。ドキドキ。不安と期待とで」

ホテルではフロント、客室清掃、調理場、洗い場、お店と、色々な仕事があります。変化を求める人やいろんな経験をしてみたい人にとっては魅力の一つではないでしょうか。スタッフは、店舗間の異動も多く、多様な経験を積むことができるそうです。

また、ライフステージに合わせて働き方を変えることもできます。例えば、今までバリバリ働いていたけど、子供ができたら時間に余裕を持てるパートに移行していくという形。それから、若いころは拘束時間の長い仕事をしていたけど、もう体力的に厳しいということであれば、短時間でもできる職種に配置転換もできます。

サービス業は体力勝負というイメージがどうしても強いですが、業種・店舗が複数あることによって、フレキシブルに働いていくことができるのです。

同じように調理人も、複数店舗で経験を積むことができます。オープンビュッフェ、和会席、お寿司屋さんと、グループでたくさんのジャンルのお店を経営しているので、異動すれば幅広く勉強することが可能です。


たくさんの挑戦の場が用意されている環境。この花しぶきリゾートで、どんなおもてなしを実現するかはあなた次第です。

南房総 館山で、“ありがとう”と言われる仕事をしてみませんか。

求人募集要項
企業名・団体名株式会社こがね/花しぶきリゾート
企業・団体情報【業種】宿泊業
【設立】1990年4月
【資本金】2000万円
【従業員数】192名(パート含む)
【設備】
宿泊施設3店舗(海の湯宿花しぶき、プライベートホテル&スパレストラン森羅、たてやま温泉千里の風)
レストラン飲食業4店舗(百年古民家レストラン季の音、たてやま旬鮨海の花、漁港食堂だいぼ、炭火焼肉牛角館山店)
関連会社2社((株)こがね水産(定置置網漁)、(株)こがねフードサービス(商品開発、販売))

募集職種①フロントスタッフ
②予約担当
③調理師
雇用形態正社員
仕事内容①チェックイン〜チェックアウトまでの全ての業務、フロント業や予約受付、電話対応、客室へのお食事の配膳まで含む
②事務所での予約受付、管理担当、電話対応、パソコン作業(Word、Excel)
③調理全般(花しぶき、海の花:日本料理全般、寿司できる方優遇/森羅、千里の風、季の音:日本料理全般、寿司できる方優遇、又は洋食全般/だいぼ:お刺身定食や海鮮丼、カジュアルな食事処)
採用人数各業種 若干名
給与①②月給200,000円(試用期間3ヶ月時給900円〜)経験により優遇
昇給、時間外手当あり
③月給250,000円(試用期間日給8,000円〜)
昇給、時間外手当あり
福利厚生・賞与あり(年3回)(業績による)
・社会保険(厚生年金、健康保険、雇用保険、労災保険)
・住宅補助あり(寮完備(テレビ、エアコン、共同洗濯機あり))
・制服貸与、交通費支給
・①③従業員食堂あり(花しぶき、千里の風)
勤務地①②館山市内(運営旅館(花しぶき、森羅、千里の風))
③館山市内(運営旅館(花しぶき、森羅、千里の風)、レストラン(季の音、海の花、だいぼ)
勤務時間①②7:00〜22:00シフト制
③花しぶき、森羅、千里の風7:00〜20:00シフト制
 季の音、海の花9:00〜22:00シフト制
 だいぼ:7:00〜17:00シフト制
休日・休暇月7日
住宅寮費月15000円(水道光熱費込)
募集期間〜2019/4/6
応募資格・選考基準①未経験者歓迎
 笑顔、心遣いに自信のある方
②旅館、ホテルで予約業務経験者
③要調理師免許
 三年以上の経験者
選考プロセス1.本サイトからのお申し込み
2.書類選考
3.面接
※不採用理由についてのお問い合わせにはお答えできません。
その他

海の湯宿花しぶき
プライベートホテル&スパレストラン森羅
たてやま温泉千里の風
百年古民家レストラン季の音
たてやま旬鮨海の花
漁港食堂だいぼ