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ふるさとワーキング
ホリデーとは

 

都市部の学生や若者が一定期間、地域で働いて収入を得ながら「田舎暮らし」を体験できる、総務省の「ふるさとワーキングホリデー」が始まっています。加工品の製造や収穫等の作業に従事し収入を得るだけでなく、地域のイベント等への参加、住民との交流などを通じて、関係人口の増加や地方への移住を促す狙いもあるようです。

そんな「ふるさとワーキングホリデー」はどのような制度なのか、説明していきます。

総務省「関係人口」の創出に向けて

 

段階的な移住と交流

最初から移住を前提とするのはハードルが高いので、まずは仕事や地域イベント、体験ツアー等を通じて、観光だけでは得られない感動や体験や繋がり、地域の魅力を存分に味わってもらい、将来的な移住に繋げていきます。短期的ではなく、中長期的な視点で、段階的な移住・定住を希望する者の想いを受け止め、段階的なニーズに対応した地域との多様な交流の機会を創出することが大切なのです。

その結果、繰り返し参加する人や、この経験がもとで移住した人も出てきており「ふるさとワーキングホリデー」は人気の事業に成長しています。事業開始から、3200件以上の申し込みがあり、1300人以上の方が参加したそうです。(H29.12時点)

 

ふるさとワーキングホリデーのメリット

この「ふるさとワーキングホリデー」には受け入れる地域、参加する方の双方に大きなメリットがあります。

受け入れ地域のメリット
・滞在者を増やして地方の消費を押し上げる
・繁忙期に人手が欲しい企業の人手不足の解消を見込める
・関係人口の増加
・将来的な移住に繋がる

参加する方のメリット
・旅行では味わえない体験ができる
・興味ある地域に安心して滞在できる
・地元の人とつながることで人の輪が広がる
・今後に役立つスキルが身につく

 

実施地域

ワーキングホリデーを受け入れている地域や企業、仕事内容や条件などは、総務省「ふるさとワーキングホリデー ポータルサイトに掲載されていますので、こちらから検索してください。また、実施受け入れを表明している地域では特設サイトを開設している地域もあるので、各運営団体の特設サイトを以下にまとめています。

北海道」「岩手」「秋田」「福島
「新潟(阿賀町)(粟島浦村)」「富山
石川」「岐阜」「京都」「奈良
鳥取」「島根(海士町)」「山口
高知」「福岡」「鹿児島」「沖縄

仕事のこと、地域のことをより詳しく知ってもらうために、全国各地にて「ふるさとワーキングホリデー説明会」を開催しているので興味のある方は参加してみてください。地方移住への関心が高まりつつある中、「ふるさとワーキングホリデー」は地方と都会の住民に架け橋になるのでしょうか。